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京壁と和紙(唐紙)

京壁と和紙(唐紙)

Posted by 尾谷 in 建築

久しぶりに建具の話しでも。

■貼り壁(はりかべ)

紙や布で貼り上げられた建築内部の壁のこと。

和風建築の場合は、茶室などの塗り壁の保護のために貼られる和紙の腰貼り以外はあまり例がありませんでしたが、明治時代になって洋風建築が建てられるようになってから「貼り壁」が本格的に普及しました。

最近の建物の内装はビニールクロスなどの、乾式の貼り壁が主流になってます。

今回は、せっかくなのでクロスでは無く、和紙を貼っている風景をお伝えします。

■和紙や唐紙に糊を塗る。

01糊

■京壁に糊を塗る。

02糊

■紙を貼る。

03貼る

■完成

左手(客側):湊紙(高さ45㎝)

右手(亭主側):和紙(コンセントの高さに合わせ高さ20㎝)

写真の襖の引き手は「角チリ落とし」です。

04完了

■おまけ

太鼓貼り襖の切り引き手

太鼓襖

切り引手

04 9月 2010 no comments

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