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英気を養う

英気を養う

Posted by 尾谷 in

4月4日~6日と研修と称した社員旅行に行き、長い歴史の中で育まれてきた建築から知恵を学び、自然の美しい情景や儚さを目に焼きつけ、英気を養って参りましたのでご報告致します。

 

■鹿児島県

◇親近感がわくバス停を眺め、創業者の墓に皆で挨拶をして。。。

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◇霧島神宮

たくさんの木々に守られた幻想的で静寂な情景や美しい屋根の連なりを眺め、屋根を綺麗に架ける事は雨から建物を守るだけではなく、訪れる人の安心感が生まれることを再認識しました。

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◇桜島

祝灰をあげて頂きました。

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■熊本県

◇熊本城

雄大な天守閣と誰も寄せ付けない石垣を眺めながら、気になった黒色の板壁のディテールをスケッチし。。。

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◇強そうな天守閣から熊本市内を眺め、弱そうなキャラクターを見てました。

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■長崎県

◇軍艦島

島の周辺を拡張しながら現在の形になった海底炭鉱跡の「端島」、通称「軍艦島」に向かい。。。

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◇通常の建築は住まう人が快適に過ごせるよう光・風・プライバシーを考慮しますが、限られた面積の軍艦島では炭鉱の開発に並んで作業員の住宅を確保するとともに、台風などの海からの脅威から身を守るため鉄筋コンクリートの建物が防波堤代わりとなっていました。

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◇抗口跡

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◇総合事務所跡

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◇正面の建物は今から100年前の大正5年(1916年)に建てられた、日本最古の鉄筋コンクリート造の7階建てのアパート。

崩壊したコンクリートを見てみると、鉄筋の代わりに炭鉱で不要になったワイヤーロープやトロッコのレールを再利用されてました。

昭和49年(1974年)に閉山され僅か42年人の手を離れてしまう事で荒む事の儚さと同時に、美しさだけではない自然の力強さと怖さを感じ、改めて人と建物は密接な関係で切っても切れない関係なのだと痛感しました。

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※今回目に焼き付けた多様な建築から得た事を弊社なりに解釈し、今後の建築に活かして行きたいと思いますので宜しくお願いいたします!

07 4月 2016 no comments

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