杉の無垢パネル

今日は春の陽気で、暖かくドライブにでも行きたくなる陽気でした。

明日も晴れるようなので、近所の桜の実況は明日にでも。

たまには、最近気になる材料のお話です。

■Jパネル（９１０×１８２０・１０００×２０００）

無垢材というと、「狂う」、「割れる」、「値段が高い」などのイメージがありますが、この「Jパネル」は国産スギ材を製材後（四国の徳島産）、人工乾燥→３層接着する事により、住宅部材として求められる寸法安定性・強度性能・環境性能などを満たした材料に変わります。

私の設計では、杉の無垢板を良く使います。

材料の特性を理解しないまま、構造体や内装材に使うわけにはいかないので、この材料で家具を作り、大工さんと意見交換をしています。

結論から言うと、３６㎜の厚みを活かし、床や天井そして、校倉の様な壁を表現が出来るかなと感じてます。（柔らかいので床に使う場合は事前に説明が必要ですが・・・）

□Jパネルを使ったシンプルな家具（手持ちの小引出を再利用）

□３年経過したヒノキの濡れ縁（Jパネルの家具と同じお宅）

無駄な塗装はせずに、経年変化が美しい。（Iさん大事に使ってくれてありがとう。）