春日部の家　基本設計

ずーと建築と関係のない脈略のない話をダラダラと書いているので、たまには設計の話しでも。

１０月に知り合いの方から、自宅の建て替えの相談を受けてしまいました。

その方は、仕事上の関係で施工する工務店さんが決まってるのですが、紹介された設計の方のプランに納得が出来ていないとの事。（ふーん）

お茶を飲みながら、持参してきたそのプランを見てみると・・・（ふーん）

多々ある問題を解決するには、設計を見直す必要がある様に思いましたが、自分で自分の首を絞めるような事になりそうな予感がしたので、黙秘権の発動！

しかし、そのままではあまりにもその方が不憫なので、心優しい私は基本設計をすることになってしまいました。（ちーん）

黒子として影ながらお手伝いします。

□「春日部の家」の基本的な考え

１．意味のある役割の開口部を設けつつプライバシーを保つ。

２．高齢のお母様の身体的変化に柔軟に対応出来る様に設える。

３．さり気ない気配の伝達（母親⇔若夫婦）

※ちなみに仏壇や床の間を設ける場合、設計者は方位や位置を考慮しなければいけません。 

■１階平面図

■２階平面図

■断面図

吹き抜けの高さを調整する事により、緩やかな気配の伝達と通風・採光を可能にすると共に、使い勝手の良い小屋裏収納を設けてます。

※Yさん良い家づくりをして下さい。黒子の私にあまり重い相談をしに来ないで・・・